自動車の外装や内装の傷や汚れは、最新技術をもってすれば何とでもごまかすことができます。しかし、車にとって最も大切なことは、エンジンやミッション、フレームや足回りがしっかりしたものであるかでその車の評価が決まってきます。
その見極めは、確かな商品を見抜くプロの経験とノウハウがなければ本当に良い車を選ぶことができません。『購入時は、綺麗な車だったんだけど・・・後々、故障が多くて予想外の出費が相次ぎました』という話をよく聞きます。
特に中古車は仕入れが命です。前オーナーがどのように乗っていたのか、どのようなメンテナンスがされてきたのか、そんな厳しいプロの目を持って『程度の良い車を仕入ること』に命を賭けています。
『日本査定協会の資格』+『AIS検定』
このダブル資格を所有した担当者が
自信を持ってお勧めできる良い車だけを厳選し仕入れてきます。
中古車は、お客様に納車する前には、自社の民間車検工場において5項目50チェックにも及ぶ点検・整備をプロ整備士が行います。弊社のメカニックは整備歴10年以上のマイスターばかりです。
年間整備台数1200台以上の経験から『この車は、この部品が特に悪くなる』というデータを数多く持っています。その箇所を重点的に整備し、時には予防整備を施します。整備した内容は、整備点検記録簿を発行し作業内容を証明します。
もちろん、バッテリーやベルト、オイル関係は全て新品に交換後、納車しますのでご安心下さい。
点検項目<5項目50チェック>
エンジン | □エンジンオイルの量 □オルターネーターベルトの緩み、損傷 □スパークプラグの状態 □エアクリーナーエレメントの汚れ、つまり、損傷 □エンジンのかかり具合・異音 □エンジンオイルの漏れ □点火時期 □冷却水の漏れ □バッテリーのターミナル部の緩み、腐食 □排気ガスの色 □CD,HCの濃度 □プロペラシャフト、ドライブシャフトの連結部の緩み |
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ブレーキ | □ブレーキペダルの遊び、踏み込んだときの床板との隙間 □ブレーキのきき具合 □ブレーキ液の量 □パーキング・ブレーキ・レバー(ペダル)の引きしろ(踏みしろ) □パーキングブレーキのきき具合 □ブレーキパッドの消耗 □ブレーキ・マスタ・シリンダの液漏れ □ブレーキ・ホイール・シリンダの液漏れ □ブレーキ・ディスク・キャリパの液漏れ □ブレーキドラムとライニングとの隙間 □ブレーキ・シューの摺動部分、ライニングの摩耗 □ブレーキ・ディスクとパッドとの隙間 □クラッチペダルの遊び |
タイヤ | □タイヤの空気圧 □タイヤの亀裂、損傷 □タイヤの溝の深さ、異常な摩耗 □ホイールのボルト、ナットの緩み □スペアタイヤの空気圧 |
ステアリング | □パワーステアリング・ベルトの緩み、損傷 □ステアリング・ギア・ボックスの取り付けの緩み □ロッド、アーム類のボール・ジョイントのダストブーツの亀裂、損傷 |
その他 | □クラッチ・ペダルの遊びきれたときの床板との隙間 □バッテリー液の量 □ライト、ウインカーの作用 □ウインドウォッシャー、ワイパー □低速・加速の状態 □エキゾーストパイプ、マフラーの取り付けの緩み、損傷、腐食 □遮熱版の取り付けの緩み、損傷、腐食 □トランスミッション、トランスファのオイルの量 □トランスミッション、トランスファのオイルの漏れ など |
『売ったらそれで終わり』そんな販売をしたら私たちはこの仕事を辞めます。お車をご購入いただいた後、お客様とのお付き合いは非常に長くなります。納車後からが本当のお付き合いの始まりです。私たちは、車の販売を通じて人と人とのお付き合いを大切にします。私たちが目指すのは、一生涯お付き合いしていただける『ご贔屓のお店』になることです。
昭和41年、整備工場として創業した時、父親の修理技術が京都市内で評判になり、他社で中古車を購入されたお客様が弊社に修理だけを持ち込まれることが多くありました。
その車を実際にお預かりし、いつも父親は、その車の程度の悪さを見て愕然としていました。
「よくこんな程度の悪い車を売るもんだ!」
と毎日激怒していたことを子供ながらに、はっきりと覚えています。
その父親の姿を見て、小学校3年生の私は、
『購入後も安心して車を乗れるように』
この業界を変えなければいけないと思っていたのです。
その後、大人になり事業を継承したのも、お客様に購入後の安心を提供したいと思っていたことがきっかけでした。
軽自動車といえども故障すると修理代は高額になります。
CARBIT’S保証のような保証制度を付けると、売り手の私たちも、いい加減な気持ちで仕入れもできませんし、納車整備も万全にしなければなりません。
自らを律し、お客さまの「笑顔」、そして「ありがとう」のために、この保証制度を形にすることを決意したのです。
小学校3年生以来長年の夢だったのです。
当初、周りのたくさんの人が反対しました。
当初、この保証制度を社員に話した時、
「社長!会社の利益が無なくなってもいいのですか?」
「リスクが大きすぎる!」
「気が狂っている」
とまで言われました。
しかし、私たちはお客様が一番何を望んでいるかを真剣に考えました
お客様に本当の安心・安全を形にすることはどうゆうことか、
それは販売店が購入後のリスクを負わなければ実現しないという結論に達しました。
『購入後のリスクをお客様に背負わせてはいけない。
そのリスクを販売店が負い、安心して乗り続けていただくことが理想の販売店だ』
と、社員を説得し、押し切り形にしました。